福祉車両でのドライブ
私が所属している事業所では有償運送の資格を取るために
取得講習会を実施しています。
学科1日、実技1日があり、私は実技のチェックマンなんですよ。
受講生には停止線手前で必ず止まるようにとか、
凸凹の道はゆっくり走る、急ブレーキ、急ハンドル、
急発進は絶対しないようにと話しているんですよ。
いよいよ出発です。
運転には自信があるのですが、自信は禁物と自分に言い聞かせました。
途中で気分が悪くなったら私の責任ですから、緊張しましたよ。
車が動きだしてルームミラーで斉藤さんを確認したら、
楽しそうに風景を見ていましたが、残念なことに
車椅子が高くて、窓が低いので平行の風景が見えないのです。
「どうしても凸凹の道のときは揺れますよ」と声をかけました。
お母さんが補助席で、万が一のときは
支えることができるようにしていました。
道中、特に運転に問題なく又体調も悪くなく
30分で無事到着してほっとしました。
到着後スロープを下ろし、後輪ロックを外すして
車椅子を後退させます。
この時も両手で車椅子の取っ手を持ちながら
下降ボタンを押すんですよ。
上昇のときも不安定でしたが、降りるときはもっと不安定でした。
下降ボタンを押したり離したりすると、カックン、カックンとなり、
斉藤さんに与えるショックが大きいんですよ。
現在はこの装置は使わず手の力で上げ下ろしをしています。
この方が早くでき斉藤者さんも安心しています。