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浴槽に入る

浴槽にリフターで移乗した斉藤さんの上着を脱がせます。


一部麻痺しているので片方の肩を浮かせて

腕から徐々に脱がせていきます。

首まで脱げたら声をかけ頭を通します。


服によってきつい時があるので、

無理せず何回も交互に上げていくようにしています。


次に下着ですがタオルを用意して片方のお尻を浮かせ

ズボンとパンツを引っ張り、次に反対側のお尻を浮かせて引っ張ります。

このときタオルで陰部を一応隠します。


折りたたんであった浴槽を頭の部分から持ち上げ固定し、

次に足の部分を持ち上げ固定します。


風呂場に移動して浴槽にお湯を入れます。

斉藤さんは裸の状態なので、

なるべく早くお湯を入れてあげたいです。


実は前もって風呂場の浴槽にお湯を溜めてあるんですよ。

そのお湯を強力なポンプで吸い上げ斉藤さんの浴槽に入れるんです。


ソーラーシステムで、夏場は熱くなっているので

お湯を触りながら水を入れて温度調整をするんですよ。


約3分ほどで一杯になり

本人が「もう止めてください」と言います。


水深は約30㎝、背中にはウレタンマットが敷いてあるので

浮力がつき浮きやすくなっていますが、両耳は水没しています。

本人に確認したらもう慣れているのでいいそうです。

         

斉藤さん在宅介護体験記

06年11月まで介護していたお母さんが足を骨折してしまい介護が
できなくなり、私の所属する事業所に依頼が来たんです

斉藤さんは大学入ったばかりの一年生の夏にラグビーの試合中に首を
骨折、けいつい損傷の大けがを負ったそうで、現在胸から下の感覚
がなく、両手も握ることができません

この在宅介護体験記で何か参考になればと思いレポートします

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